A,訪問介護は、介護福祉士やホームヘルパーなどの資格を持つ専門スタッフが利用者の自宅を訪問し、日常生活の支援を行う介護保険サービスです。[1] 食事や入浴、排泄などの介助を行う「身体介護」や、調理や掃除、買い物などを行う「生活援助」といったサービスを通じて、利用者が住み慣れた自宅で自立した生活を続けられるようサポートします
A,原則として、65歳以上で市区町村から要介護1~5の認定を受けた方が対象です。 40歳~64歳の方でも、特定の病気(16種類の特定疾病)が原因で要介護認定を受けた場合は利用できます。 また、要支援1・2の認定を受けた方は、状態の悪化を防ぎ自立を支援することを目的とした「介護予防訪問介護」を利用できます。
当事業所では保険外サービスも行っていますので一度ご相談してください。
A,サービスは主に以下の3つに分かれます。
身体介護: 食事、入浴、排泄、着替え、移動など、利用者の身体に直接触れて行う介助。
生活援助: 掃除、洗濯、調理、日用品の買い物、薬の受け取りなど、日常生活に必要な家事の支援。
通院等乗降介助: 通院時の車の乗り降りや移動の介助。
これらのサービスは、ケアマネジャーが作成するケアプランに基づいて提供されます。[1]
A,訪問介護は利用者本人の自立支援を目的とするため、以下のようなサービスは提供できません。
利用者本人以外のための家事(家族の食事の準備、家族の部屋の掃除など)
日常生活の範囲を超える行為(庭の草むしり、大掃除、ペットの世話など)
医療行為(インスリン注射、褥瘡の処置など)
金銭の管理や引き出しなど
A,まず、お住まいの市区町村の窓口で「要介護認定」の申請が必要です。認定後、ケアマネジャーに相談し、どのようなサービスが必要かを盛り込んだ「ケアプラン」を作成してもらいます。そのケアプランに基づき、訪問介護事業者と契約を結ぶと、サービスの利用が開始されます。
A,料金は、サービスの種類(身体介護か生活援助か)、利用時間、お住まいの地域などによって決まります。
介護保険が適用されるため、利用者は原則として費用の1割(所得に応じて2割または3割)を負担します。
例えば、身体介護を30分~1時間未満利用した場合の基本自己負担額は396円、生活援助を45分以上利用した場合は220円といった目安があります(1割負担の場合)。 また、事業所の体制やサービス提供時間帯(早朝・夜間・深夜)実施地域外によっては追加料金がかかる場合があります。詳細は料金表をご覧ください。
A,はい、利用できます。ただし、同居家族がいる場合、原則として掃除、洗濯、調理といった「生活援助」サービスは利用できません。 これは、家事は基本的に同居家族が担うべきという考え方に基づいています。しかし、同居家族が高齢であったり、病気や障害、仕事などのやむを得ない事情で家事が困難な場合は、例外的に生活援助サービスを利用できることがあります。 身体介護については、同居家族の有無にかかわらず利用可能です。